墓石事例集.30 「20年目の墓石」
□△月□日 岐阜県・美濃加茂市。山間の棚田が美しくご一緒した私も、道すがら"ほっ"と一息です。因みに、この地区は日本棚田百選にも選定されています。
お若いマネージャー女史は(22歳とお聞きしました・・・)ピンクのつなぎ服にその爽やかさを胸に、墓碑に深々とご挨拶。そして「ケア」の施工、次なる所作へと進みます・・・
家業の土木関連事業の一環として、ご自身が「墓石に関わる・ケア・メンテナンス」事業を起業され、事業アイテムとして確立、その中核として奔走されていらっしゃいます。
私との邂逅は、一通のパソコンメール。早速に、試行現場を拝見し、その疑問点、不具合などをご指摘。
ご納得頂いた上での研修と相成りました。石材「ケア」に関して面談した当初、はにかみの笑顔に「私の夢は家庭の主婦になること。
朝に主人を送り、夕には迎える・・・!?」と、その輝く瞳は"緑のアフロディーテ"を思わせたものでした。
石材「ケア」事業の販促チラシの最初のお客様は、建立後20年の墓碑をお持ちでした。
部位により、サビ色噴出もみられ、水垢、黒ズミがスケール化(固化)した案件でした。
施工前 施工後
既に、この案件受注以前に、墓石のダメージにかかわる2,3の案件を知人、親類の方々の墓石で試行されてはいたマネージャー女史でしたが、 高圧ジェッターに、一部ケミカル使用も含めての実地に、ご自身もその成果に一抹の不安を抱きながらの施工でした・・・。
本格ビジネスアイテムとして、初めてのお客様に終始緊張気味の彼女も、「ケア」終了が近づく頃には、 その道具類の使いこなしもスムーズになっていたのでした。
ご一緒いただいたご母堂様共々、「ケア」終了お礼、ご報告に合掌させていただきました。
まだ残暑は厳しく、秋風が待たれる東濃路の一日でした・・・
- 除塵、必要個所養生、清水洗浄
- 水垢、黒ズミ除去201システムによる施工
- 専用中性洗剤によるリンス洗浄
施工前 施工後
墓誌の名彫り追加と、足台の継ぎ目の黒ズミを綺麗に
※ 石材呼称は、御影石、大理石、ライムストーン等の通称に従います。
古いお墓の経年劣化、諦めないで下さい。綺麗に磨きます!
ご先祖様代々のお墓を綺麗にお守りします。